日本刃物研究所YouTubeメインゲスト
今回は、当チャンネルのメインゲストとしてお迎えする、柿沼朋宏氏と藤原将志氏について簡単にご紹介します。
前チャンネルとして自己紹介の動画は上がっているのですが、あれから約1年が経ったので改めて記事にしてお届けします。
以前の紹介動画はこちらからご覧いただけます。
少し裏話にはなりますが、前チャンネルのYouTube動画で藤原さんについて「研ぎの神様」という紹介をさせていただいた際、一部の方々からご批判がありました。
これは完全に個人的な感想なのですが、先生なのか専門家なのかスペシャリストなのか、呼び方はどうあれ、誰よりも刃物や研ぎと向き合っており、誰にも到達できない位置にいるからこそ、尊敬の意味で書かせていただいたのですが、物事を伝えるのはなかなか難しいことだなと開始早々に洗礼を受けました(笑)
藤原将志氏

2010年 月山義高刃物店を三代目として継ぐ
2012年 切れ‘味’研究会 月の会の顧問として、切れ味の味の変化を研究
2012年 三重テレビ「三重の匠」出演
2013年 無印良品小冊子No.10、「くらし中心~繕う」掲載
2013年 一般社団法人日本研ぎ文化振興協会理事就任
2014年 包丁と砥石大全を監修
2015年 英語訳付き包丁と研ぎハンドブックを監修
2016年 日本商工会議所青年部ビジネスプランコンテストにてグランプリを受賞
2016年 夕刊三重掲載
2016年 伊勢新聞掲載
2016年 日本工業新聞掲載
2016年 中日新聞「この人」掲載
2016年 研ぎ講習受講者1000人突破
2016年 台湾にて講習会を開催
2017年 一般社団法人日本包丁研ぎ協会設立(代表理事就任)
2017年 オリジナル砥石「研承」発表
2018年 専門料理3月号、4月号にて連載
2018年 NHKあさイチにて切れ味で料理が美味しくなることを実験で証明
2019年 料理通信3月号にて掲載
2020年 日本の刃物研ぎの技法を監修
2022年 包丁研ぎの技法を執筆
2023年 包丁・砥石の選び方・使い方・育て方を監修
2024年 クラウドファンディングにて総額約3300万円の売上を記録
2024年 研承新作「礎」発表
2025年 大工道具・砥石と研ぎの技法を監修
藤原氏は、単なる研ぎの技術者にとどまらず、「切れ味が料理の味をいかに変えるか」を科学の視点で解き明かし、その相関を数値で証明した唯一無二の存在です。
理想の切れ味を追求するその情熱は、自ら天然砥石を採掘することに始まり、さらには理想の刃物と人造砥石をゼロから開発するまでに至っています。
その確固たる哲学から導き出された研ぎの体系は、延べ2,000人を超える料理人の手に技術を授け、その著書は日本文化の真髄である“切れ味”を次世代へ語り継ぐバイブルとなっています。
藤原氏が研ぎ澄ます刃は、日本の食文化と刃物の関係性を再構築する一つの基準となっています。
柿沼朋宏氏

2014年 調理師を目指し台湾の国立大学へ
2017年 日勝生加賀屋にて和食調理師として勤務
2017年 包丁の魅力に惹き込まれサークル“刃物研究社”を設立
2017年 料理人や各学科の授業講師としても活動
2018年 語学留学の為にオーストラリアへ留学
2019年 浅草かっぱ橋「つば屋包丁店」へ入社
2020年 「柿沼刃物製作所」を設立
2022年 ラジオ番組「Golden Time CLUB」に出演
2023年 浅草かっぱ橋にて自身の店舗を開業
柿沼氏は、広範な知識と鋭い感性を武器に、包丁や砥石の設計・デザインから製作に至るまでを自ら手掛ける、新世代の旗手です。
その活動は国内に留まらず、卓越した語学力を駆使して、日本の伝統である庖丁文化を世界へと発信し続けています。
世界各国の職人たちと直接対話を重ねることで、国境を超えた技術と知見を吸収し、それを自身の創作に還元。伝統の重みを理解しながらも、誰にも真似できない独自の境地を切り拓いています。
常に時代の最先端に立ち、飽くなき研究に励む柿沼氏の挑戦は、日本の伝統工芸を世界基準の文化へとアップデートし続けています。
